上記の書籍はかつて、パセオ(現在はパセオフラメンコ)誌に連載されていた直木賞作家の逢坂剛Wさんとゲストの対談をまとめたものでありんして、国内有名人が阿木耀子さん、美輪明宏さん、黒木 瞳さん、中尾ミエさん、西田ひかるさん、森本レオさん他多数と、これだけでも豪華なのに海外アルティスタはJoaquín Cortés(ホアキン・コルテス)、Antonio Canales(アントニオ・カナーレス)、Cristina Hoyos(クリスティーナ・オヨス)、Antonio Gades(アントニオ・ガデス)、Vicente Amigo(ビセンテ・アミーゴ)、そして、Paco de Lucía(パコ・デ・ルシア)というものすげぇ布陣なのでござんす。
いやはや、マジでゴイスーだわ。で、思い出したのがパコ師匠が1990年にJuan Manuel Cañizares(フアン・マヌエル・カニサレス)とパコの甥っ子のJosé Maria Bandera(ホセ・マリア・バンデーラ)とのトリオで来日公演を行った金沢公演がテレビ金沢で放映され、その映像をビデオにダビングしたものをいただいたのだけど(このビデオは現在行方不明中・・・)、その番組の中でも逢坂さんがパコ師匠と対談しちょるの。
兼六園で撮影されちょったんだけど、パコ師匠が「グラナダの庭園に雰囲気が似ているね」みたいなことを仰ってたっけ。面白かったのは逢坂さんが「パコさんをモデルにしたギタリストが出てきます」と言いながら自著“カディスの赤い星”をプレゼントすると、すかさずパコ師匠が「これは日本語で書かれてるの?」と訊ねて、当然逢坂さんは「sí(ハイ)」と答えるの。するとパコ師匠は「こりゃまいったなぁ・・・」って感じで目を白黒させるのねん。ちょっと可愛いパコ師匠でござんした。
ガデス、パコ師匠がもういないってぇのはやっぱ寂しいねぇ・・・。
まだフラメンコを聴いたことのない頃、「カディスの赤い星」を読んで一気に逢坂さんのファンになりました。あれはパコがモデルだったとは!と言っても、内容はすっかり忘れてしまった・・・再読するにも本は行方不明凹。どこ行っただ?
なつかしい!この本ウチにもありますよ。
逢坂さんはビセンテにちょっとイジワルな!?質問をしたりするんだけど、ビセンテは真正面から反論するでもなく自分の考えをまっすぐに述べていて潔くってホント素敵。
自分のpesoを大事にするという彼の言葉はさすがフラメンコです。
今年のカディスの赤い星コンサートのゲストは誰かしら??
@mimiさん
こんにちは、凄腕フラメンコ・ギタリストのパコ津川です。伝説のサントス・エルナンデスのフラメンコ・ギターをパクりました・・・。
“カディスの赤い星”はようやく電子書籍化されたので、久し振りに再読しました。やっぱりメッチャ面白いっす。mimiさんも是非、ご再読されたし。
@Angelitaさん
さすが!Angelitaさんもご所有でしたか。ものすごく豪華なメンツですよね。
>逢坂さんはビセンテにちょっとイジワルな!?質問をしたりするんだけど、
そうそう!でも、ビセンテは全然ブレてませんね。だからこそ、素晴らしいアルティスタなのでありんす。
>今年のカディスの赤い星コンサートのゲストは誰かしら??
沖仁さんの出演はもちろんですが、クラシック・ギタリストは福田進一さん、フラメンコ・ギタリストはあの徳永兄弟っす!これは凄そうでっす!
【キョードー東京】に詳細が記載されておりんす。
Luzia君、Muchisimas gracias!