昨日、うちのお店のみで販売している某日本人ギター製作家の方が新作をお持ち下すった。30万円&80万円のギターなんですが、いつものようにご本人の目の前で楽器を試奏!フラメンコの曲を弾くわけにはいかんので(傷だらけになっちまうものね)、クラシック・ギターの曲や即興的にスケール、コード、フレーズをまんべんなく奏でて音質、鳴り、バランスをチェックするの。まぁ、とても優秀な製作家の方なので「今回のは全然ダメだからいらないっす!」ってことにはならんのだけどね。
で、ひとしきり弾いて「申し分ないっす!」と言うと徐ろにその某製作家の方が
「○○さんってホント、色んなジャンルの曲を弾きますねぇ」
と関心しきりのご様子。
オイラ的には???で、その後、穴があったら入りたいくらい恥ずかしくなってもうた・・・。なぜなら、
ほとんど適当に弾いているから・・・
であります。
このブログで偉そうに演奏技術的な事を書いたり、楽典的な事を書いたり、楽譜を紹介したりしておりまっすが、実のところクラシック・ギターの作品に関しましては完全暗譜している曲など2、3曲くらいしかありませんし、それ以外は冒頭の数小節とか、エンディングだけとか、その程度しか覚えておらぬのでありんす。
冒頭で即興的に云々と書きましたが文字通りでござんして、適当なフレーズやコードをその時の気分でそれっぽく聴こえるようにカッコつけて弾いているだけでござんす・・・。
そう!オイラは全然イケてないのでありまっす!ガッデムっ!
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