昨日、お付き合いのあるスペインのギター製作家からメールが届いた。体調を崩し、しばらく検査入院をしていたのであるが、無事本復したとの連絡であった。東日本大震災の折りも直ぐに我々の身を案じるメールが届いたのであるが、今回のメールにも熊本の地震に対する“ lamento los nuevos terremotos sucedidos recientemente en su país.(日本で発生した新たな地震に悲しみを覚えています)”というお気遣いをいただいた。
震度7という激しい地震が同一の場所で2回も起こるという、観測史上初の悲劇。亡くなられた方々には心からのお悔やみを申し上げます。また、現在、不自由な避難生活をされている方々が、一日も早く健やかな生活状況に戻られるよう祈っております。
残念ながら、日本は地震という脅威から完全に逃れるのは不可能な国である。東京もいつ首都直下型地震が来てもおかしくないのである。明日は我が身ということを常に念頭に置かなければいけないのは悲しいことではあるが、それなりの覚悟を持って生きるしかあるまい。避けられぬ運命である。
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