続々・ギターソロ・アレンジによる“ピアソラ/天使のミロンガ”について~完結編

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ちょうど1週間前に“続・ギターソロ・アレンジによるピアソラ/天使のミロンガについて”という記事を書き、そこで追加情報としてあのRoland Dyensローラン・ディアンスW)のアレンジによるピアソラ作品の曲集がカナダのLes Productions d’OZから近々出版されるという事を追記したのでありんすが、本日めでたく出版されよりましたがな。

ローラン・ディアンスの大ファンとしては1秒でも早く楽譜を入手したいのでPDF版を即購入。で、早速“天使のミロンガ”をチェックしたのでありまっすが、ディアンス先生はさすがでございました。全パートが原調の“Bm(ロ短調) → Cm(ハ短調) → C♯m(嬰ハ短調) → Fm(ヘ短調)”でのアレンジになっちょりまっした。

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仕事をしているフリをしつつちょっと弾いてみたのですが、すんばらしいアレンジでござった。

原調での演奏を念頭に置いたからであると思いまっすが、⑥=C、⑤=Bの変則チューニングを使用しておりまっす。しかも、演奏中のチューニング変更[1]という裏技あり!よって、かなり難しいアレンジになっちょりまっすが、ギターソロによる“天使のミロンガ”のアレンジは間違いなくこれが最高峰のものでござんしょう。なので、これで完結でっす。

残りの9曲のアレンジも全て変則チューニングを使用しているので列記しておきませう。


Adiós Nonino(アディオス・ノニーノ)
※⑥=B。基本キーはAm(イ短調)。


Chau Paris(チャウ・パリ)
※⑥=D、⑤=G。基本キーはGm(ト短調)。


Chiquilin de Bachin(チキリン・デ・バチン)
※⑥=D、⑤=B。基本キーはBm(ロ短調)。


Libertango(リベルタンゴ)
※⑥=D。基本キーはDm(ニ短調)。


Oblivion(オブリビオン)
※⑥=C、⑤=G。基本キーはCm(ハ短調)。


Primavera Porteña(ブエノスアイレスの春)
※⑥=D、⑤=G。基本キーはGm(ト短調)。


Verano Porteño(ブエノスアイレスの夏)
※⑥=D、⑤=B。基本キーはBm(ロ短調)。


Otoño Porteño(ブエノスアイレスの秋)
※⑥=D。キーは基本Am(イ短調)。


Invierno Porteño(ブエノスアイレスの冬)
※⑥=C♯。キーは基本F♯m(嬰ヘ短調)。

明日、オイラは休日!なので残りのアレンジも目を通してみまっす!

  1. 3パートに入る前に⑥をCからC♯、更にエンディング前5小節目で⑥をD♭(=C♯)からC&⑤をB♮からCに変えねばならぬ・・・。大変でっす・・・。 [戻る]
    • たく
    • 2017年 6月 22日

    僕の知る限りブエノスアイレスの四季の全曲アレンジってアサドのやつしかなかったと思うので気になりますね!
    日本円に直すといくらくらいの値段で買えますか?

    • Luzia
    • 2017年 6月 22日

    @たく様
    コメントをいただきありがとうございまっす。

    “ブエノスアイレスの四季”はセルジオ・アサド編以前ですとアグスティン・カルレバーロ編というものが存在しますが、近年はアサド編での演奏、録音が主流ですね。今回のディアンス編もまだ楽譜を見ただけですが、かなりの難編曲でございまっす。

    ワタクシはPDF版で購入したのですが、本日現在の為替レートで6,400ほどいたしました。製本版はもう少し高くなるかと・・・。

    • AAA
    • 2017年 7月 4日

    5,346円のようです

    • Luzia
    • 2017年 7月 5日

    @AAAさん
    >5,346円のようです
    えっ!安い!その時のレートでずいぶん違ってしまうものですねl・・・。

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