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こんにちは、仮想通貨資産が日本円に換算すると1京円を突破した電子の国のディオスことLuziaです。が、やっぱりオイラは現ナマの方が好きだ。
さてさて、最近なぜかオイラはパコ師匠の師匠でもあるNiño Ricardo(ニーニョ・リカルド)大先生を良く聴いちょる。
モデルノしか聴いたことが無い方がリカルド大先生の演奏を聴くと十中八九、「古っ!!!」とか「音汚ぇ・・・」とか「ピカード(=スケール)の音をすっ飛ばしてんぢゃん・・・」とか「なんか唸り声出しながら弾いてるぅ・・・」とか「ヘタクソっ!」などとディスりまくるかもしれぬ・・・。
確かに現代フラメンコ・ギターにおいては「美しく、流麗に」に演奏するのがもはや基本となってしまったのは事実である。が、それでもオイラは声を大にして言いたいっ!
このたわけ者がっ!
と。
そういう表面的な事でリカルド大先生をディスるなど論外である。ちゃんとリカルド大先生の音楽を聴いていないのである。その独創的なファルセータの数々は現在でも素晴らしい輝きを放っているのである。
と、若干血圧が上がっていた時にYouTubeを漁っておりましたら、1942年製作(1943年公開)のスペイン映画、“Un caballero famoso”という映画にあのカンテの大家、Manolo Caracol(マノロ・カラコール)とリカルド大先生が出演されている動画を発見伝。それが冒頭の動画ざんす。
そうか。パコ師匠もまだ生まれていない時の映画なんだねぇ。うちのオヤジもまだ3歳だから、当然オイラなんか精虫にすらなっていないわけだ。
オイラは最近良く思うのだ。フラメンコ・ギターにしても、クラシック・ギターにしても、最近のプレイヤーはみんな素晴らしく巧いし、それなりに萌えるのだけど、何か感動の度合いが一過性であり、何度も何度も聴き返すことがあんまりない。
で、古い時代のマエストロの演奏を聴くと何だかすんごくホッとするんだねぇ。ハッピーな気持ちになるんだねぇ。何なんだろうね。
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