三稜鏡影

This video is embedded in high quality. To watch the video in standard quality (because of the internet connectivity) use the following link: Watch the video in normal quality



こんにちは、人の形をした“災”ことLuziaでっす。あ、でも安心して下さい。もうすぐ転じて“福”となしまっすので。

毎年恒例で実は密かに楽しみにしている“今年の漢字W”。2018年度は“災”となりました。確かに今年は特に天災が日本のみならず世界中で猛威を振るいましたものね・・・。来年は福となすと良いのですが・・・。

で、いつもながら全然関係ない枕でスンマソン・・・。冒頭の動画はカナダのギタリスト、Steve Cowan(スティーヴ・コーワン)さんによる“Shadow Prism(シャドウ・プリズム)”という作品の演奏でっす。

2018年現在まだ38歳というカナダの気鋭作曲家、Jason Noble(ジェイソン・ノーブル)さんのギターソロ作品で、文字どおり“プリズム”のように複雑な屈折を音で表現したような斬新な現代作品っす。個人的にこういう作品は大好物だったりするんだねぇ。ちなみにこの作品は上述のスティーヴ・コーワンさんに献呈されちょりまっす。

楽譜がこれまた実に美しいんだわ。冒頭の部分はこんな感じっす。

js_shadow_prism.jpg

楽譜冒頭には書かれてちょりませんが(楽譜の奏法解説に記されておる)、偶数弦のみ半音低くする(⑥=E♭、④=C♯、②=B♭)変則チューニングを用い、ナチュラルハーモニクス(自然ハーモニクス)を主体にした音作りをするっす。

グラフィックが多用されちょるけど(三角形~正方形~五角形~六角形~七角形~八角形)、これらは定義されたパラメータW内で即興的に演奏されます。

楽譜的に興味深いのは例のCarlo Domeniconi(カルロ・ドメニコーニ)さんの“Koyunbaba(コユンババ)”と同様、上段が実音譜、下段が五線譜によるタブ譜(オイラがこう言っているだけですが・・・)になっちょるのよ。(そのあたりのことはここここをご参照なされたし)

一見すると複雑でわけわからん楽譜に見えまっすけど、左指は全てナチュラルハーモニクスでしか使用しないので、奏法解説を良く理解して冷静に譜読みをすれば問題なく演奏出来ると思ふ。(た、たぶん・・・)

興味のある方。楽譜はお馴染みのLES PRODUCTIONS d’Ozで入手可能でっす。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

*