和音のハーモニクス2種

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ボケぇ~っとしながら右指の爪を削っておったら、削り過ぎてほとんど無くなってもうた・・・。しばらくは指頭でギターを弾こう・・・。

さて、冒頭の動画はRoland Dyensローラン・ディアンスW)さん自身のアレンジによる、Édith Piaf(エディット・ピアフW)の歌唱で有名なシャンソン、“La Foule(群衆)”を弾いておらるるライブ演奏っす。後に全2巻でシャンソンのアレンジ集が出版されちょりまっすが、この曲は第2巻の1曲目に収録されちょりまっす。

で、この曲のラストはEmのコードで終わるんですけんど、ディアンスさんはこれを和音のハーモニクスで弾いちょりまっす。楽譜はこんな感じっす。(注:⑥=D)

dyens_foule_harmonics.jpg

ディアンスさんは他の作品のアレンジでもよくこのテクニックを使用してるんですけど、なかなかカッコいいっすね。弾き方は通常のアーティフィシャル・ハーモニクス(人工ハーモニクス)と同じっす。コードを押さえたままi(右手人差し指)で指示されたフレット(この場合は24フレット)に触れ、a(右手薬指)で弾き上げるように弾弦するとちゃんと和音のハーモニクスになりまっす。(少し慣れが必要ですけど・・・)

が、我らが鈴木大介さんはこの逆パターン、つまり低音弦側からこれを実現しちょりまっす。オイラの記憶が確かならば、この奏法を演奏に取り入れたのは鈴木大介さんが初めてではなかろうか?

鈴木大介さんがアレンジされたAstor Piazzolla(アストル・ピアソラ)の“Adiós Nonino(アディオス・ノニーノ)”~“Cadenza(カデンツァ)”に使われちょりまっす。動画を確認いたしませう。

※ちょうど1:00のところでっす。

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楽譜はこのように表記されちょりまっす。

cadenza_harmonics.jpg

ディアンスさんとは逆にa(右手薬指)の爪の表面側で弾き下げるわけですね。オイラ的にはこちらの方がより難しく感じましたが、コツがわかるとかなり発音の確実性は増しまっす。

んで、更に鈴木大介さんは凄いなぁ~と思わず土下寝でリスペクトしたのが、武満徹さんの最後のギター作品である“In the Woods(森のなかで)”の2回目の録音において、第2曲“Rosedale(ローズデール)”でこの奏法を用いていらっしゃることでありんした。該当箇所は以下のとおりでございます。

takemitsu_rosedale.jpg

その部分だけの動画もございまっす。

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ファンタスティック!

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