This video is embedded in high quality. To watch the video in standard quality (because of the internet connectivity) use the following link: Watch the video in normal quality
一週間ほど前にやっと風邪が本復したと思ったら、ぶり返しやがった・・・。ほんと、やわな身体になっちまったなぁ・・・。
さて、冒頭の音源。大巨匠、Arthur Rubinstein(アルトゥール・ルービンシュタインW)の演奏による“Frédéric Chopin(フレデリック・ショパンW)/Fantaisie-Impromptu(幻想即興曲W)”ざんす。普段、クラシックをお聴きにならない方でも知っている超有名曲ざんすね。オイラも憧れたなぁ・・・。(黄昏)
で、2015年4月23日に“ギター弾きが誰でも一度はチャレンジして、挫折する曲。てゆ~か、ギターで弾かなくていいっ!”というタイトルのクソ生意気な記事を書いたんざんすけんど、この曲をギターソロで演奏することはもとより、ショパンのピアノ作品をピアノ以外の楽器で演奏でするっていうのは未だにやっぱり冒険だと思う今日この頃なわけで、が、この愚ブログで何度かご紹介をさせていただいたクラシック・ギタリスト、猪居亜美さんが7月にリリースされたアルバム、“MEDUSA(メドゥーサ)”にアコースティック&クラシック・ギタリストの垂石雅俊さんのアレンジによる完全ギターソロ版の“幻想即興曲”が収録されており、じっくり聴けば聴くほどオイラはアレンジ&演奏ともにかなり萌えてしまったのは事実でございまっす。
猪居亜美さんによるプロモーション演奏動画。
This video is embedded in high quality. To watch the video in standard quality (because of the internet connectivity) use the following link: Watch the video in normal quality
もちろん、ピアノ原曲の全てをギターソロで演奏することは100%不可能でありんす。でも、垂石さんは部分的にギタリスティック(例えばトレモロ)な技巧を施す事によって、この曲の魅力を損なうことなくアレンジメントされちょる。(垂石さん、ゴイスーっ!)
とは言っても、当然ながら一筋縄ではいかぬ激ムズなアレンジではありんすが、オイラ&アタイも弾いてみたいっ!というチャレンジ精神旺盛な善男善女に朗報っ!
現在、絶賛発売されちょるリットーミュージック刊、“アコースティック・ギター・マガジン 2019年12月号 Vol.82”に猪居亜美さんのインタビュー&垂石さんのアレンジ譜が掲載されちょりまっす。
この曲の原調はC♯m(嬰ハ短調)ですので通常はギターでは歯が立たないキーであります。ですが、半音高いDm(ニ短調)にアレンジしたものを半音下げチューニングにする事によって実音はC♯m(嬰ハ短調)になりまっす。(あくまでも現代のピッチをA≒440 or A≒442を基準にした場合ね)実にミラクルぢゃあ~ござんせんかっ!
ただし、20フレットのC音(ド)が出てきまっすので、通常の19フレット仕様のギターでは弾けないっす・・・。どうしても弾きたいのに20フレット仕様のギターをお持ちでない方は、腕の確かな製作家の方に後付(可能です)で20フレットを付けてもらいましょうっ!
コメント