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こんにちは、ビル・スカルスガルドWです。“IT”最高っす!
はい、冒頭の音源はAstor Piazzolla(アストル・ピアソラW)の有名な“Invierno Porteño(ブエノスアイレスの冬)”でっす。例のレジーナ劇場のライヴ音源っす。最高すぎまっす!(詳細はここ)
で、この音源を元にした最高のギターソロ・アレンジは皆様ご存知、Sergio Assad(セルジオ・アサドW)大先生のものでありまっすね。オイラも折に触れて弾きまっす。(このアレンジ譜が出版された経緯はここ)
11月3日にちょっと過激なことを書いたんすけど(ここ)、昨日、懲りずにクレクレ君が電話をしてきましてね、またぞろオイラがキレるっていう寸法っす。
結論を先に書きますと、このクレクレ君はいっつもそうなんだけれど、ハッキリ言って自身の実力以上の曲ばっかり弾いておるのよ。んで、運指その他がよくわからんとそのたんびに電話をかけてくるわけよ。
この“ブエノスアイレスの冬”に至っては本人が言っているんだけど、うちのお店で2010年に楽譜を購入されて、以来ずっと練習しちょるとのこと。
おひおひ、10年近くも練習しとんのかいっ!&未だにわからんことがあるんかいっ!ってなるよね。やっぱり、なんだかんだ言ってお話を聞いてアドバイスをしてしまうオイラが優しすぎるんだろうな・・・。
今回聞いてきたのはまず、17ページの下から3段目-1小節目のパッセージの運指についてだった。楽譜はこんな感じっす。(記譜をちょっといぢってまっす)
ご覧いただくとおわかりのとおり、1拍目は⑥~④までを小セーハしつつ③開放のG音(ソ)を発音しなければならんので、左人差し指の指先がかなり反らないとG音が出せませぬ。確かに難しいと思ふ。
クレクレ君はどうしても③に指が触れてしまって出せないという。なので、この音は省略しても良いかという質問であった・・・。
知らねぇよっ!
と罵倒出来たら、さぞさぞ気持ちよかろう・・・。
なので、どうしてもこのG音を出せんのであれば、この曲を弾くのをやめなされと優しくナイスにスマートにアドバイスをした。
次は19ページの下から3段目-4小節目のパッセージの運指についてだった。楽譜はこんな感じっす。(やはり、記譜をちょっといぢってまっす)
2拍目~3拍目に左運指が書かれちょりまっせん。が、前後の運指を見ればおのずとこのような運指になるということは容易に判断出来るっしょ。
クレクレ君は2拍目裏のD音を③の7フレットではなく、②の3フレットで弾いてはいけんのかと聞いてきた。しかも、3拍目~4拍目のバスD音(レ)を⑤の5フレットで弾いていたらしい・・・。
サノバビッチっ!
とディスれたら、サドマゾ気持ちよかろう・・・。
なので、もっと実力に合ったやさしめの曲を練習されたらどうすか?と優男風にナイーブに簀巻きにして池に沈める妄想をしつつアドバイスをした。
長くなるのでこの辺で止めておきますが、万事がこんな感じであり大変疲れるのでありまっす。
お話しを聞いていると基本的に譜読みそのものが物凄く曖昧であり、どう考えても基本的なことはこれまで全くやっていないご様子なんで、いくらアドバイスをしたところで暖簾に腕押しなんすよね・・・。
ここ最近ネガティブな事ばっかり書いちょるのぉ・・・。イカンイカン・・・。
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