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あろうことか、本日3度目の投稿でっす。
今朝のエドワード・ヴァン・ヘイレンの訃報とともに、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリンW)のあまりにも有名過ぎる名曲、“Stairway to Heaven(天国への階段)”の盗作訴訟がようやく「盗作ぢゃねぇっ!」ということで一件落着。(事の経緯はネットでお調べくだされ)
確かにSpirit(スピリット)のインスト曲、“Taurus(タウルス)”の例の部分(0:45~)
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は“天国への階段”に似てはいるけど、盗作騒ぎになるほどのもんぢゃねぇだろと個人的には思っておった。
例えば以前書いた(ここ)、Gipsy Kings(ジプシーキングスW)の大ヒット曲である“Bamboleo(バンボレオ)”が、実はベネズエラの偉大なシンガー・ソングライター、Simón Díaz(シモン・ディアスW)の“Caballo Viejo(年老いた馬)”の盗作だったというのとは全く違うレベルであろう。(これはかなりヤバいレベルでっす)
さて、“天国への階段”も“タウルス”もクリシェが印象的でっすね。
クリシェ(フランス語で常套句の意)は、特にポピュラー音楽の世界では同じコードが長く続いてしまう時などに、冗長さを避けるために特定の音(ベース音が多いかしら)を半音、もしくは全音ずらして変化を付けたい時に使われまっすね。ちなみにパコ様の曲にもたくさん使われちょる。
んで、下の楽譜の赤い音にご注目。
<天国への階段~イントロの印象的なクリシェ>
<タウルスの印象的なクリシェ>
2曲とも大変シンプルでっすが、個人的には“天国への階段”の方がジミー・ペイジのセンスがゴイスーだと思うわ。
だって、Amのクリシェ(2小節2拍まで)からD/F# → Fmajr 7と変化しつつベース音がキレイに半音下降進行しちょるんだもの。正にクリシェのこれ以上はないお手本っす。
正直言って、クリシェは文字どおり常套句であって、クリシェが使われている曲は有名無名を問わず腐るほどありまっすし、したがって安易に使用し過ぎると「あぁ~あぁ~あぁ~、ハイハイハイ・・・」って感じになっちゃうので気をつけようっ!
ところで、有史以来、一体どれくらいの数の曲が生まれたのであろうか?まぁ、天文学的数字になるのは間違いねぇでげしょう。ならば、似たような曲が出来ちまうこともあらぁな。
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