This video is embedded in high quality. To watch the video in standard quality (because of the internet connectivity) use the following link: Watch the video in normal quality
もし、“鬼滅の刃”の“無限列車編”で描かれているあの“無意識領域”に潜入可能だとしたら、煉獄さんや炭治郎くんのような世界を持つ人はほんの一握りであり、ほとんどの人は善逸くんや伊之助くんのような“欲望”に満ち溢れた世界であろう。
んで、オイラの無意識領域はかなりの自信を持って言えるのだが、
“虚無の世界”
であろう。
更に“精神の核”に至っては“漆黒の闇色”をしているであろう。つまり、“人間”と言うより“人外”なのだね。悲しいね・・・。
さて、くだらぬ自虐ネタはこれくらいにしませう。
冒頭の動画はお馴染みの巨匠、David Russell(デイヴィッド・ラッセルW)先生によるRegino Sáinz de la Maza(レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサW)大先生の作品として大変有名な“Zapateado(サパテアード)”でございまっす。もしかしたら、既にレパートリーとされている方も多いかもしれねぇっすね。
楽譜はスペインのUnion Musical Española(現在はUnión Musical Ediciones)から1962年に出版されておりまっす。
現在もピース、もしくは他の作品も収録した作品集の形で出版されておりまっす。
この曲はE major(ホ長調)による作品ですので当然、調号はF、C、G、Dに#が付きまっす。が、この楽譜の特に59小節~66小節に関して、海外のギター掲示板なんかでも時折話題に上る不可思議なところがございまっす。
楽譜を見てみませう。
○のDは普通に考えれば当然D#なのですが、記された左運指が変なことになってしまいまっすね。ちなみに上段59小節~62小節の間に出てくるDはD#で間違いござらぬ。
海外のギター掲示板でも63小節~66小節に出てくるDは果たして#なのか♮なのかという議論が繰り広げられておりんした。
結論を申しますと、ここは♮が正解でっす。以前、国内某社から出版されたピース(注:現在は絶版)の該当部分をご覧くだされ。
♮ですと最初の楽譜の運指がピタリとハマりまっすね。デイヴィット・ラッセル先生も当然ながら♮で演奏しておりまっす。
ちなみにサーベル社から出版されおります、“藤原浩哲 編・監修/改訂新版 アコースティック・ギターとらの巻 クラシック・ギター ベスト選曲集 2”に藤原先生の運指で“サパテアード”が収録されておりんすが、こちらも♮でっす。
上述の現在もUnión Musical Edicionesから出版されているピース、もしくは作品集に収録の楽譜は♮が付されていない、つまり、旧版の誤植のままでございまっすので、この版を購入される方は今日のこの記事を忘れないでねん!
コメント