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なんかまだ若干調子悪いっす・・・。暑かったのが急に秋のような涼しさになってもうたからかもしれねぇ・・・。
もともと、季節の変わり目に体調を崩しやすい体質なのでしょうがねぇのでっすが・・・。まぁ、そろそろお迎えが来ているのかもしんねぇな・・・。
さて、冒頭の音源はGerardo Núñez(ヘラルド・ヌニェス)大先生の1989年にリリースされたアルバム、“Flamencos En Nueva Yorkl(フラメンコス・エン・ヌエバ・ジョルク)”の第1曲目を飾るナイス過ぎるアレグリアス、“Queda La Sal”でございまっす。
ちなみにこのタイトルをGoogle先生に翻訳してもらったら、“塩が残っている”ですって・・・。
で、ファルセータ・シリーズや今回もそうでっすが、やたらとヘラルド先生にご登場いただいておりまっす。
と言うのも、ヘラルド先生のファルセータってエクササイズとして捉えた時に、パッセージの指回りの良さが教材としてとても有益なものが多いとオイラ的には思っておるのでっす。
このアレグリアスも例外ではござらぬ。
ではまず、冒頭のテンポリブレ(自由リズム)のファルセータを経て、ピカードから始まるアレグリアス部分を見てみませう。冒頭音源の1:12~1:15部分でっす。
<↓ クリックされたし>
このピカードをヘラルド先生は3本指スケールで演奏されちょりまっす。一見すると3本指だと不可能な感じがするんでっすけど、実際に弾いてみまっすと結構弾きやすいでっす。
次は1:46~1:50(3:56~4:00にも出てきまっす)のディミニッシュ風のパッセージを含んだピカードでっす。
<↓ クリックされたし>
こちらは通常の2本指によるピカードでっす。これもそれほど難しくはありませぬ。
最後はラスト近く、5:21~5:29のクロマチックスケールからE Majorスケールに連携するピカードでっす。
<↓ クリックされたし>
これは日々のスケール練習にもってこいなピカードではないでせうか?オイラも良く弾きます。
確かにヘラルド先生の演奏は速く流麗でなので、これは無理だわ・・・という印象を受けるかもしれませんが、オイラにとっては少なくともパコ様のピカードを弾くより気分的には楽だったりしまっす。
実演(当て振りでっすが・・・)動画も是非ご参照下され。
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【2021年9月8日追加】
ファルセータを一つ掲載するのを失念しておりんした・・・。冒頭音源の4:30~4:33に出てくるピカードでっす。これもヘラルド先生は3本指スケールで弾いちょりまっす。動画では確認出来ないのでっすが、恐らくiから始まっていると思いまっす。(試しにaからとmからでも弾いてみて下され。iからの運指が一番弾きやすいと思いまっす)
よく見まっすと、一番最初のパターンとほぼ同じっすね。この音型のスケールは3本指の方が弾きやすいかも。ちなみにヘラルド先生は3本指スケールの場合はアルアイレで弾かれていまっす。
<↓ クリックされたし>
楽譜ありがとうございます!
僕の持っている譜面は結構端折っているので
後半のピカードとか助かります!
次回のライブには間に合わないので
後半はいつものようにアレンジして対応します。
この曲のピカード部分より中盤のレガートメロディや後半の前がかりの詰め込みアルペジオが超難関ですね!!
アルパコさん
>この曲のピカード部分より中盤のレガートメロディや後半の前がかりの詰め込みアルペジオが超難関ですね!!
そうなんですよね。ヘラルドのファルセータって伝統的なものと新しいものが結構あからさまに(?)混在しているのでっすが、セラニート以上に音が細かったりするのでアルペジョなんかもスピード的にちょっと変態でっすね。
一番最後(9月8日)に追加したピカードの運指をaからの3本指で運指を書いたのでっすが、iからの運指に変更しまっした。