阿礼倶利遊でピカードのお練習をするざます~Part.2

This video is embedded in high quality. To watch the video in standard quality (because of the internet connectivity) use the following link: Watch the video in normal quality


今日は雨でんなぁ・・・。でも、乾燥でお肌がパインパインになっておったので、オヂさんには恵みのお湿りでござんす。

木製の楽器にとっても乾燥は大敵でござんす。既に今年に入ってから1本、過乾燥によるギターの表板割れの修理依頼があったがな。皆様もご注意下さんし。可能であればお部屋の湿度は50~60%をキープするのがよろし。

でも、オイラの場合、高温多湿よりは極寒~過乾燥の方が圧倒的に好きである。将来的には北極に移住しようと思ふ。あ、そろそろ家のギターを弾いてあげなきゃな・・・。(もう、半年近くケースから出してねぇ・・・)

さてさてさて、冒頭の音源は毎度お馴染みのちり紙交換(そういや、ちり紙交換車って最近、全然見なくなったね)、もとい、パコ様のアレグリアス、“La Barrosa(ラ・バローサ)”でございまっす。

そっかぁ~。この曲が収録されているフラメンコ・ギター音楽史上の歴史的超名盤、“Siroco(邦題:シロッコ~熱風)”がリリースされて今年で35年!になるのかいっ!早いもんだねぇ・・・。

2022年現在、好みを抜きにしても、オイラ的にはこのアルバムを凌駕するフラメンコ・ギターのアルバムには未だ出会えていないっす。と言うより、恐らく今後も現れねぇと思ふ。

では、今回はこの曲に出てくるピカードを2つご紹介しまっす。

冒頭音源の0:35~0:39と1:56~2:00部分でっす。下のライブ動画では0:38~0:41と1:53~1:56部分でっす。

This video is embedded in high quality. To watch the video in standard quality (because of the internet connectivity) use the following link: Watch the video in normal quality

<↓ クリックされたし>

pdlbaropica1_page-0001.jpg

<↓ クリックされたし>

pdlbaropica2_page-0001.jpg

いずれもシンプルなA Majorスケールでっす。

1つ目のピカードでは、赤い音符のEが左手のポジション移動のために効果的に使用されていてナイスっ!2つ目のピカードもパコ様の他の曲のピカードに比べたらそれほど難しくないので、ピカード練習にはもってこいではないでしょうか?

音源のラストに出てくる“ホールトーン・スケール(全音音階)”を伴ったピカードは以前書いちょるので、興味のある方は合わせてどうぞ。(ここ

【以下、どうでも良い余談】

“Sirroco”を超えるアルバムは現れぬと先述しまっしたが、素晴らしいフラメンコ・ギタリスト(あ、スペインのね)はどんどん輩出されちょりまっす。

先月ご紹介をしたJesús Guerrero(ヘスス・ゲレーロ)さんも素晴らしいし、まだ愚ブログではご紹介していないでっすが、Yago Santos(ジャゴ・サントス)さんなんかもムイ・ビエンでっす。

ただ、これも以前書いたのでっすが、モダン(モデルノ)なフラメンコ・ギターのスタイルは行き着くとこまで行ってしまったとオイラは思うちょるのでっすよ。これ以上、新しい試みが出来ぬほどにね。

誰もやったことがないような先鋭的、且つ、トリッキーな技巧や和声を駆使して演奏することは現代のフラメンコ・ギタリストは容易く出来ると思うのでっすが、フラメンコという伝統音楽の“枠”で捉えた場合、やり過ぎるとそれらの表現は恐らく超えてはいけない一線を踏み出してしまうことになりましょう。

ですので、気分的には現代の素晴らしいフラメンコ・ギタリストの演奏からはそこはかとなく“新しさ”を感じはするのでっすが、なんかこう後頭部をぶっ飛ばされるような感覚を抱くような瞬間というのは正直言ってオイラはここ近年感じた事はないでっす。

フラメンコ・ギター音楽はこの辺りが例えばクラシック・ギター、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギターと比較した場合、縛りがキツイのは事実でっす。(フラメンコ・ギターに限らず、民族音楽に共通のものかもしれませぬ)

そう考えまっすと、“Sirroco”はパコ様がガチで破綻ギリギリを攻め込んだアルバムでございまっして、これに関してはパコ様自身も以降のアルバムで遂に“Sirroco”を超えることは出来なかったと個人的には思うちょりまっす。

これはある意味、パコ様の功罪と言えるかもしれぬのでっすが、いつの時代もある日突出した“真の天才”が現出するのが世の常であるのでしょうがねぇことでございまっす。[1]

もちろん、パコ様を始め、パコ様以降のフラメンコ・ギタリストによるアルバムも、“曲”単位で考察すると素晴らしい作品はたくさんありんす。

最近はそういった曲に出会うのを楽しみにしているオイラでございまっす。

  1. 例外的にVicente Amigo(ビセンテ・アミーゴW)のデビュー盤、“De mi corazón al aire(邦題:我が心を風に解き放てば)”は個人的にはかなりガツンとやられたっす。 [戻る]

この記事をシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Luzia

源氏名:Luzia (ルシア)※注:♂

棲息地:小岩区江戸川

仕事:カリスマ楽器店員のフリをすること

資格:A級穀潰師、超弩級竿師

血液型:B型ですけど何か?

星座:天秤座、時々、便座、稀に座薬挿入

趣味:フラメンコ・ギター演奏

得意技:土下寝、妄想、迷走、酒池肉林

不具合:肛門括約筋が根性なし

コメントをお待ちしております

*

2022年1月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

【 Twitter 】

【 アーカイブ 】

  • [—]2022 (81)
  • [+]2021 (222)
  • [+]2020 (200)
  • [+]2019 (131)
  • [+]2018 (118)
  • [+]2017 (141)
  • [+]2016 (121)
  • [+]2015 (243)
  • [+]2014 (364)
  • [+]2013 (365)
  • [+]2012 (364)
  • [+]2011 (364)
  • [+]2010 (365)
  • [+]2009 (165)

【 ブログをメールで購読 】

メールアドレスを記入して登録ボタンをポチッと押すと、更新をメールで受信できよりまっす。

【 管理人の素性 】

源氏名:Luzia (ルシア)※注:♂

棲息地:小岩区江戸川

仕事:カリスマ楽器店員のフリをすること

資格:A級穀潰師、超弩級竿師

血液型:B型ですけど何か?

星座:天秤座、時々、便座、稀に座薬挿入

趣味:フラメンコ・ギター演奏

得意技:土下寝、妄想、迷走、酒池肉林

不具合:肛門括約筋が根性なし