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♪ 銭はヨ~ 銭はヨ~ 巨額の銭はヨ~ 俺を富ませた 黄金の海だ~ ♪
つ~か、相変わらず世の中銭まみれでござんす。人間自らが作り出したものに一喜一憂する哀れまみれな生き物。それが人間なのだよ、諸君っ!
オイラは50年は遊んで暮らせるほどの銭がスイス銀行オールLuziaの口座に唸っているので、正直もう銭はいらないや。あ~はっはっはっ!
さて、冒頭の音源はErnesto Lecuona(エルネスト・レクオーナW)のあまりにも有名すぎる名曲、“Malagueña(マラゲーニャ)”でっす。
“マラゲーニャ”はスペインの港町、“マラガ”辺りのファンダンゴスが独自の変化を遂げたリズムと言われておりまっす。フラメンコはもちろんのこと、クラシックでもお馴染みでございまっすね。
レクオーナの“マラゲーニャ”はピアノ原曲の他にも様々なアレンジで愛奏されちょりまっすが、パコ様ファンの方々でっしたらパコ様が若かりし頃に大先輩のRicardo Modrego(リカルド・モドレーゴ、1934-2017)とのデュオによる録音や、
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1971年にリリースされたアルバム、“Recital de guitarra(邦題:霊感)”でお兄さんのRamón de Algeciras(ラモン・デ・アルシヘーラス)、Enrique Jimenez(エンリケ・ヒメネス。後のエンリケ・デ・メルチョール)、Paco Cepero(パコ・セペーロ)、Isidro Sanlucar(イシドロ・サンルーカル)、Julio Vallejo(フリオ・バジェーホ)とのフラメンコ・ギター・アンサンブルでの演奏がお馴染みっすね。
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更にコアなパコ・マニアの方々でっしたら、こちらもお馴染みのパコ様の本格的ファースト・ソロ・アルバム、“La fabulosa guitarra de Paco de Lucía(邦題:天才)”に収録されている“En la caleta(邦題:入江にて)”が、明らかにレクオーナの“マラゲーニャ”を下敷きにしている事はご存知でござりまっしょう。(0:15~0:22のファルセータはまんまレクオーナのマラゲーニャのフレーズでっす)
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ちなみに楽譜にするとこんな感じでっす。
<↓ クリックされたし>
いつもいつも回りくどくってサーセンっ!
愚ブログで何回かご紹介をしているパコ様のドキュメンタリー映画、“La Búsqueda(邦題:パコ・デ・ルシア~灼熱のギタリスト)”の中でパコ様が若かりし頃(髪の毛ふっさふさ)の貴重な演奏が観られまっす。
このドキュメンタリーで語られているとおり、本来は前述のリカルド・モドレーゴ大先輩がこのTV番組で演奏する予定だったのが、体調不良により急遽若きパコ様にバトンタッチされたのねん。パコ様は緊張で手が震えたを仰っておりまっすが、映像を観る限りでは全然そんな風には見えませぬ。
で、演奏曲はなんとレクオーナの“マラゲーニャ”だったりするのねん。
確かにそうなのでっすが、部分的に“入江にて”のファルセータも入っておりまっして、ファンとしてはそのスンバラシイ演奏は何度観ても溜息しかでませぬわ。
んで、この“マラゲーニャ”動画の1:24~1:29で弾かれているファルセータ(これは“入江にて”でも弾かれちょりまっす)での右指運指に注目っ!
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楽譜はこんな感じっす。
<↓ クリックされたし>
1小節目~3小節目は通常なら“p – i ~ p – i ~ p – m ”で弾くイメージなのでっすが(実際オイラはこう弾いていた)、上の楽譜のとおりパコ様は“p – m ~ p – i ~ p – m ”で弾いていらっシャルルよ、もっと低く飛びな by ドーラなのよん。
オイラ的には結構この運指はクリビツしたんでっすけど、世間一般的にはどうなんだろう?
確認は出来ませなんだでっすけど、1つ目の楽譜のファルセータは全く同じ音形なので、これも“p – m ~ p – i ~ p – m ”で弾いちょるかもしれまっせん。
てゆ~か、どうでもいいっちゃどうでもいいんでっすけどね・・・。偏執狂なもので・・・。細か過ぎてごみんなさい・・・。
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