カテゴリー : フラメンコ

幻の三位一体

オイラは今でも時折り夢想してしまいます。Paco de Luica(パコ・デ・ルシア)のギター、Camarón de la Isla(カマロン・デ・ラ・イスラ)のカンテ、そしてAntonio Gades(アントニオ・ガデス)のバイレによる三位一体の演奏を・・・。でもそれはもはや適わぬ夢。1992年にカマロンがわずか42歳で逝き、ガデスは2004年に67歳で逝ってしまった。それでも現代のフラメンコ・ファンにとっては、同時期に個々の傑出したフラメンコ・アーティストを体験出来たのは実に幸運であったと思います。(オイラはカマロンだけは遂に生で観る事が出来なかったなぁ・・・)
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理論派の凄腕フラメンコ・ギタリスト

あれは1990年のことだったろうか?前年に続いてパコ・デ・ルシアの来日公演が決定!しかもロドリーゴの「アランフェス協奏曲」+ギタートリオによるプログラムというファン垂涎のコンサートだった。トリオの一人はパコのお姉さんの息子であるJosé Maria Bandera(ホセ・マリア・バンデーラ)とJuan Manuel Cañzares(ファン・マヌエル・カニサレス)であった。
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ハスキーヴォイスってセクシーだよなぁ

無いものねだりって誰でも一つや二つありますよね。オイラの場合「声質」がその一つであります。何の変哲も無い普通の声なので、ハスキーヴォイスってやつにちょっと憧れてしまうのさ。なので、風邪ひいて声がガラガラになるとかな~り嬉しかったりする。で、家で普段歌わない歌を歌ったり、一人芝居をしたりして悦に入るのだ・・・。
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天が二物も三物も与えた男

世の中にはマルチな活躍をする方がたくさんいらっしゃいますね。当然音楽の世界にもいらっしゃる。オイラなんかギター演奏だけで四苦八苦しているのに・・・。そんな中でも、ギター&ピアノ&その他の楽器演奏がメチャウマなのに加え、作曲の世界でも類い希な才能を開花させ、世界的な巨匠にまで登り詰めたミュージシャンがいる。Egberto Gismonti(エグベルト・ジスモンチW)である。
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マニア達の宴

数年前からフラメンコ・ギターマニア有志が、札幌在住のフラメンコ・ギタリストである飯ヶ谷守康先生をお招きしてクルシージョ(講習会)を行っております。オイラも末席を汚させていただいているんですが、リンクのページにも書いているけど、飯ヶ谷先生のご指導を受けていなかったら本当にフラメンコ音楽を誤解したまま生を終えるところだった。下手ながらもフラメンコ・ギターを弾く喜びを与えて下さった飯ヶ谷先生には土下寝っす!
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知的でタイトなフラメンコ・ギタリスト

誤解を恐れずに言えば、最もパコ・デ・ルシアの影響を受けたフラメンコ・ギタリストはEnrique de Melchor(エンリケ・デ・メルチョール)だと思います。もちろん猿真似などでは決してないけど、その影響の受けっぷり(ファルセータとかね)はアルバムを聴いても明らかです。
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全人類的お宝必聴盤~Part 1 “パコ・デ・ルシア/シロッコ~熱風”

「全人類的お宝必聴盤」って言葉が好きで昔っから良く使っています。超個人的に「これは墓場まで持って行きたい」的な、「オイラ的には世界遺産」的な、「騙されたと思ってまずは聴いてみなっ!」的な、「的」を酷使したくなるアルバム(CD)について書きます。やっぱり第1弾はオイラの神、パコ・デ・ルシアのアルバムからチョイスしなきゃね!
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美しき放物線

なんかおバカな話が2日続いてしまった・・・。なので今日もおバカな話を書こう!これはサイト運営時代にも書いたことがあるのだけど、一部の方々に異様にウケたお話。でもオイラにとっては顔から火が出るくらい恥ずい話・・・。
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生きながら伝説になった舞姫

Carmen Amaya(カルメン・アマジャ、1913-1963)の名は、フラメンコがこの世から消滅しない限り永遠に語り継がれるでしょう。正にフラメンコ史上最高のBailaoraだ。亡くなって半世紀近くになりますが、未だ彼女を越える踊り手はいないと言っても決して過言ではないと思う。
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底辺の広さを実感する・・・

日本におけるギター人口っていうのはプロ、アマ問わず一体どれくらいの数いるんだろうか?ジャンル(本当は音楽をジャンルで分けるのは大嫌いなのだけど・・・)で分ければ、圧倒的にポピュラー系ギタリストが多いでしょうね。クラシック・ギターも20年位前と比較すれば老若男女の区別なく人口は増えていると思う。じゃあ、フラメンコ・ギターはどうだろう?
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