カテゴリー : ギター

ショーロの神様

原点回帰とでも言うのでしょうか。ショーロWの故郷であるブラジルで、“ブラジル音楽の父”と称され、現在でも多くのミュージシャンから尊敬されているPixinguinha(ピシンギーニャW)の音楽が大変流行しているのだそうです。オイラ自身もピシンギーニャの音楽は昔から大好きで良く聴いています。彼は19世紀に起こったショーロという音楽に、アフロ・ブラジリアンの様式を取り入れてショーロを完成させた偉大なミュージシャンです。
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ブラジルの美しいワルツたち

Marco Pereira(マルコ・ペレイラ)というブラジルのギタリストを知ったのは随分昔だったと思う。確か、ビクターエンタテインメントから発売されていたブラジルのギタリストのオムニバス盤に彼の演奏も収録されていて、「めっちゃ巧いやん!」と感動したのだったと思う。例に漏れず大変なテクニシャンなんですが、しっとりとした曲を演奏しても凄くいい味を出すギタリストでお気に入りのプレイヤーの一人です。
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一発芸も芸術に成り得るという証明

昔、アサド・デュオ(Sergio & Odair Assad)のコンサートに行った時、そのあまりに素晴らしい演奏に“世界最高のギター・デュオ・ユニット”の感を新たにしました。曲の入りに全く顔を合わさずにピッタリ合わせてしまうのはまさに兄弟の血の成せる技。どんなに超絶的なパッセージであっても一糸乱れぬアンサンブルには心の底から感動させられました。そして、更に究極とも言えるアンサンブルがまさかアンコールで披露されるとは思いもよりませんでした。
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星のかけら

まだLPレコードの時代、僕が心から尊敬するクラシック・ギタリストの山下和仁Wさんが、日本の作曲家によるクラシック・ギターのためのオリジナル作品を集めた「モダン・コレクション」という渋いアルバムをリリースしました。その頃はまだ現代音楽に全く興味が無かったのですが、収録曲を見るとかの世界的ジャズ・ギタリストの渡辺香津美さんの名前があってビックリした記憶があります。
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全人類的お宝必聴盤~Part 12 “サビーカス/Flamenco Puro”

Sabicas(サビーカスW)についてはこれまでも何度か書いたので説明は不要ですね。Paco de Lucia(パコ・デ・ルシア)以前の大巨匠であり、パコも若い頃はかなり影響を受けていたことは否めませぬ。最近の若者はほとんどがVicente Amigo(ビセンテ・アミーゴ)Tomatito(トマティート)を聴いてフラメンコ・ギターを始める方が多いようで、古い時代のギタリストをスルーしている傾向が強いようです。(パコすら知らない人がいるのは以前書きましたね)古い時代のフラメンコ・ギターを理解しないとモデルノ(現代フラメンコ)は全く理解できませぬぞよ。ビセンテやトマティートだってサビーカスを聴きまくって勉強したんですからね。
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ギターキッズだった頃のアイドル Part.4

このお方は文字通り“アイドル”だったなぁ。クラシック・ギターを本気でやってみようと思った頃、地元のレコード店(CDぢゃないよ)でたまたまこのお方のアルバムを発見。もの凄ぇインパクトだった。まず見目麗しい超美人であることと、それ以上にアルバムのジャケットが普通ぢゃなかった。とてもクラシック・ギターのアルバムとは思えんもの。ハッキリ言ってこのお方以外の方がやったら完全な「キワモノ」になっちまうと思う。だってだってこれだよ・・・。
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バイト代をはたいて購入したギターは今何処・・・

以前、サイモンとガーファンクルのことを書きましたが(こちら)、高校時代はポール・サイモンのギタープレイに憧れ続け、1982年の来日公演を生で観るに至って完全にポールの信奉者になってしまいました。その当時ポールはオベーションWのカスタムレジェンドの黒いギターを使用していて、信奉者としては同じギターを持ちたくなるのが心情であります。で、御茶ノ水の某楽器店に楽器を見に行ったのですが、30万円という目の玉が飛び出るような価格が・・・。
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\ブラウン管/からギタ━(゚∀゚)━!!!!!

今日、業界老舗出版社である全音楽譜出版社からギター楽譜の新刊見本が届いたんだけど、楽譜を読んで腹が捩れるほど笑ったのは初めてである。こういう類の楽譜って今までも他の出版社からも似たものが出版されていたけれど、今回全音さんが出版したこの曲集はかなり徹底していて良いっ!潔いっ!こういう洒落っ気っていうか遊び心は必要ですね。なので、全力でお勧めしたいっ!
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パコのために作曲されたクラシック・ギター曲?

Joaquín Rodrigo(ホアキン・ロドリーゴW)と言えば「Concierto de Aranjuez(邦題:アランフェス協奏曲W)」であり、特にその第二楽章の旋律の美しさから、ジャズやフュージョンの世界でも頻繁にその旋律が使用されているのは周知の事実であり、どちらかというと一般にはそっちの方が有名になってしまったのであり、更には作曲者のロドリーゴ自身が後に歌曲にしてしまったりしていますが、原曲はクラシック・ギターと小管弦楽のための協奏曲であることは、クラシックの世界では当たり前田のクラッカーであります。
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全人類的お宝必聴盤~Part 11 “渡辺範彦/パリ・ライヴ録音集 コンクール&リサイタル”

クラシック・ギタリスト、渡辺範彦さんのことは以前ご紹介しましたが(こちら)、先月末に大変レアな未発表音源CDが発売されました。このCDは是非、ジャンルを問わず多くの方に聴いていただきたいっ!特に渡辺さんが、1969年「第11回パリ国際ギターコンクール」に出場し、審査員満場一致で第1位を受賞した際の「歴史的演奏」を41年という時を経て聴けるという幸せ・・・。国内外を問わず、最近の若手ギタリストはみんな“巧い”ですが、それだけでは真のヴィルトゥオーゾにはなれません。それを実感することが出来るこのCDは、全人類的お宝必聴盤中の必聴盤であります。
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