カテゴリー : 音楽全般

池袋を疾走せよ

石田衣良さんはかなり好きな作家の一人です。特に少年や青年の群像を描かせたら当代右に出るものはおらぬのではないでしょうか。エッジの効いた文体と疾走するリズム感が、フラメンコ野郎のオイラにはとても気持ちいいのです。直木賞を受賞した「4TEEN フォーティーン」や「アキハバラ@DEEP」も大好きだけど、特にお気に入りなのは「池袋ウエストゲートパーク」シリーズです。一体何回再読したことだろう。
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大作曲家の影に隠れて・・・

今年は大作曲家Georg Friedrich Händel (ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルW)の没後250年、Franz Joseph Haydn (フランツ・ヨーゼフ・ハイドンW)の没後200年という記念の年ということもあり、各地で彼らの曲によるコンサートが多く催されています。彼らの影に隠れて一般には余り知られていませんが、クラシック・ギターをやっていらっしゃる方にはお馴染みの偉大な作曲が二人が没後100年を迎えました。
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ウードの音色に魅せられて

皆様はウードWという楽器をご存知でしょうか。僕はこの楽器は弾けませんが、最近ウードの演奏を聴くことにハマっています。名前やこの楽器のための音楽を知らなくても音を聴くと 「あっ、この音聴いたことがある」と誰もが思われると思います。2007年に放映されたNHKの「新シルクロード・第2シリーズ」をご覧になられた方は知らず知らずにこの楽器の音を聴いていたはずです。
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さらば友よ!

友がオイラの元から去ったわけでも、オイラが友の元から去ったわけでもござらぬ。Julio Cesar Sanders (フリオ・セサル・サンデルス)の有名なタンゴ 「Adios Muchachos (アディオス・ムチャーチョス)」 の日本語訳タイトルでございます。
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孤高の歌姫

ウェブ運営時代にも書いたことがあるのだけど、オイラは熱狂的なBjörkビョークW)ファンである。どれだけ熱狂的かと言うとほとんど 「神」扱いである。洋楽はハード・ロックやヘヴィ・メタルをたまに聴くぐらいで、ポップスは全くと言っていい程聴かない人間だった。(実は今もビョーク以外は聴かないのだけど・・・)
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昭和のかほりに酔いしれる

2002年の夏頃だったと思う。仕事帰りに新宿の某書店に立ち寄って本を物色していると、店の有線から何やらいい感じの曲が流れてきた。ドラムのソロから始まって、渋いサックスの音色が絡みつき、やがてちょっとハスキーな女性ヴォーカルが気だるい感じで歌い始める。今でもそうだけど、オイラはあまりポップスは聴かない。邦楽も洋楽も。でもこの時流れきた歌には瞬時に「ただならぬもの」を感じてしまい、本を物色することも忘れてそのまま聴き入ってしまった。
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第二楽章

人類は戦争を完全に放棄することが出来るのだろうか?答えは限りなくNOに近い。勿論、戦争など絶対に無いほうがいい。しかし残念ながら人類の歴史を振り返ってみると、戦争の無かった時代は無かった。哀しいことに、むしろ戦争とともに歩んできたことは明白です。

1945年 (昭和20) 年8月6日午前8時15分。14万人の命が一瞬にして奪われ、その後も原爆症などの影響で亡くなった方々を含めると25万人もの犠牲者を出した運命の日から今日で64年。もちろん、太平洋戦争での犠牲者は広島だけではありません。1941年 (昭和16年)から1945年 (昭和20年)の3年8ヶ月に及ぶこの戦争での犠牲者は約300万人 (軍人、一般人)を数えるといいます。全世界では一体どれだけの方が逝かれたのであろうか・・・。
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目からうろこが・・・。

ポロポロと落ちてきたのです。「キャーっ!」ってゆう、乾いた笑いはいらんちゅーの。さて、本題。2008年の2月頃だったか。アルパW奏者の上松美香さんが来店された。正直「なんで?」と思ったのだが、お話を聞くと7月にリリースするニューアルバムを全編クラシック・ギターのオリジナル作品で収録するとのこと。つまりアルパ用にアレンジして収録し、さらには彼女にとっては初の完全アルパソロのアルバムになるということだった。つまりその収録曲の候補作品のギター楽譜を買いに来られたのであった。
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もう一人の神~完膚無きまでに叩きのめされた・・・。

17歳から27歳までの10年間、ある民謡の会に所属していたことがある。そんなところで何をしていたかというと三味線を習っていたのだ。主に歌伴ね。なぜその会に入会したのかというと、津軽三味線も教えていたからだ。その当時はオイラはもうギターをバリバリ弾いていたのだけど、たまたまその会を主催している先生がオイラの中学時代の同級生のお父さんということもあり「ちょっとやってみようかなぁ」という軽い気持ちで入会したのであった。
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